GTUGのBootCamp 2011 Japan でChrome Extensionのセッションに参加してきました。
Chrome Extensionは今年のGDDのDevQuizで初めて触りました。簡単に言ってしまうとChromeを拡張して操作を自動化したりできるわけなんですが、最初に触ったときの印象としてはSelenium に近いものがあるかなという気がしました。
技術的には使うものはHTML,CSS,Javascriptなので、今までWebアプリを開発してる人なら学習コストはかなり低いんじゃないでしょうか。
例えば"Hello World!"を表示するだけの簡単なExtensionなら、必要なものとしては、 * manifest.json
{ "name": "SampleExtension", "version": "0.1", "browser_action": { "default_popup": "popup.html", "default_icon": "icon.png" } }
- popup.html
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <style> p{ font-size: 32px; } </style> </head> <body> <p>Hello, World!</p> </body> </html>
とりあえずこれだけです。この例では使ってませんがJavascriptでページの要素を操作したりもできるので、かなりいろんなことがやれると思います。デバッグもデベロッパーツールでWebアプリと同じようにやれます。
自分としては、Webアプリを開発する時のテスト用ツールとして使えないかなぁと思ってます。開発時には何回もブラウザから同じ操作を繰り返したりするので、そういう作業を自動化したりとかするのに使えないかなーと。
Chromeは急速にシェアを拡大していて、このままの勢いだと来年中にIEを抜くんじゃないかという話もあるようなので、そうしたら自分で使う便利ツール以外にもExtension開発に力を入れたらおもしろいかなぁとも思いました。
仕事でブラウザチェックをするときにはChromeはバージョンアップが早すぎて推奨環境から外れてしまってますけどね・・・。