Google Developer Day 2011 Japan に行ってきました。
午前中の基調講演については前のエントリで感想等書いたので、今度は午後のブレイクアウトセッションについて少し。
「App Engine最新機能」
今回のGDDでは自分としてはクラウド関係の情報に触れたいと思っていたので、主にクラウドトラックのセッションに参加してきました。中でもやっぱりGAEのセッション、「App Engine最新機能」を楽しみにしていました。
セッションで使われたスライドはこちら。 http://goo.gl/2pNfD
サイト上のセッション紹介ではMapReduce APIについても紹介がありそうに書かれていたので期待していたのですが、残念ながらセッションでの紹介はありませんでした。
セッション冒頭で会場にアンケートを取ったところ、GAEを使っている人は6割程度、Java版とPython版が半々、Go版は3名ほどという感じ。自分のイメージではJava版を使っている人が多いと思っていたのですが、Python版を使っている方も多いんですね。
自分はGAEについてはかなり前にチュートリアルをやった程度で今まで足りなかった機能とか最新機能としてこれが追加されてすごく良くなったとかはまりピンと来ていないのですが、いろいろなAPIがあったり、セキュリティやパフォーマンスの改善が行われていたり、トランザクションがサポートされるようになったり(XG Transaction)と最近追加されている内容だけでも盛りだくさんの様です。
GAEのチームでは公約はしていないものの毎月リリースをする方針の様で、どんどん改善されていっている様ですね。ただ開発する側は大変だそうですw
自分としては最近HadoopやAWSを触る機会が多かったので、比較できるように色々調べてみたいと思っています。
そのほかに参加したセッションとしては、
「クラウド上でイケてるゲームを構築しよう」
つかわれた資料はこちら
ゲーム開発をほとんどしたことがない自分としては新鮮でした。PlanNというフレームワークを紹介していて、セッション内でバグレポートを実際に投稿したりw、その場でどんどんゲームの画面を作っていってしまうところがおもしろかったですが、なんと20分ぐらいでセッション終了。。
「今までにないサイトを作る:HTML5 による最新ウェブアプリ」
Power of Cloud + Rich Front End でWebアプリを構築していくという内容で、「とにかくユーザの参入障壁を低くすることが重要」で、ユーザがサービスを使い始めるまでに必要な手間を極力減らすべきというようなことを言っていました。この点はすごく共感できますね。
業務でWebアプリ開発をやっていると、サービス提供側としてはいろいろな情報を取りたくなってしまいますが、やっぱりそれではユーザがなかなか使い始めてくれないので、まずは使ってもらうことを意識することが必要ですね。
行っときゃ良かったと思ったセッション
他のセッションとかぶっていたので出なかったんですが、Chromeのデベロッパーツールのセッションには行っておけば良かったと思ってます。他の方のTweetを見ていてもかなり良かったようで、実はこの一番日々の開発にすぐに活かせる内容だったのではないかと思ってます。
DevQuizの解説
Igniteの最後にDevQuizの解説がありました。今回のボーダーラインは100.56点。自分は100.8点だったのでやっぱりギリギリ。。危なかった~。
1400人以上が100点以上を獲得して、出題チームの意図に反して最後のスライドパズルの問題が決戦の場になってしまったようです。スライドパズル5000問のうち4000問目以上はそこまでより一気に難易度が上がっていた様で、解けた人は解けなかった人の1000倍速いアルゴリズムを組んでいたとのことです。自分は力づくのやり方しかできなかったので足元にも及びませんね。。