Rails4 で datetimepicker を使う

Rails4で入力フォームから日時を選択できるように datetimepicker を使ったのですがちゃんと動くまでに軽くはまったのでメモ。

bootstrap3-datetimepicker-rails

まずはGemfileに下記エントリを追加して bundle install

gem 'momentjs-rails'
gem 'bootstrap3-datetimepicker-rails'

moment と datetimepicker のJavaScriptファイルを読み込むための設定を追加します。 私は coffeescript を使っているので application.js.coffee に下記エントリ を追加します。 bootstrapの設定が入っていない場合はあわせて追加します。

#= require bootstrap
#= require moment
#= require bootstrap-datetimepicker

続いてstylesheetの設定も追加します。 私の場合は scss を使っているので、application.css.scss に下記を追加。 ちなみに順番もこの通りじゃないとちゃんと動きません。

@import "bootstrap-sprockets";
@import "bootstrap";
@import "bootstrap-datetimepicker";

ここまででひとまずの下準備は終了なので、実際にdatetimepickerを適用したい部分の作業をします。 今回の対象のView部分は下記のような感じです。

<div class="form-group">
  <div class="col-md-2">
    <%= f.text_field :start_datetime, value: @user.start_datetime, class:
"form-control", id: "user_start_datetime" %>
  </div>
</div>

f.text_field で出力される input タグに対して datetimepicker() メソッドを 実行します。 下記内容でcoffeescriptのファイルを別途作成して読み込みます。

$ ->
  $('#user_start_datetime').datetimepicker()

これで入力ボックスを選択した時に日時選択用のポップアップが表示されるようになります。 また、日付のフォーマットのデフォルトは MM/DD/YYYY hh:mm A/PM なので、日本の形式に変更します。 inputタグに data-date-format 属性で指定するのですが、rails の text_field タグでは追加の属性を指定できないため、先ほどのcoffeescriptを変更して動的に属性を追加します。

$ ->
  date_format = {'data-date-format': 'YYYY/MM/DD HH:mm'}
  $('#user_start_datetime').attr(date_format)
  $('#user_start_datetime').datetimepicker()

これで日付フォーマットが変更されます。 今回は一番シンプルな形で datetimepicker を使いましたが、オプションの指定で表示形式などは色々変更できますので、試してみてもらえると良いかと思います。

参考ページ http://eonasdan.github.io/bootstrap-datetimepicker/